オリックスの宇田川優希投手がWBCのメンバーに選ばれましたが、宇田川優希投手は昨年のオリックスのリーグ優勝に大きく貢献しましたよね。
宇田川優希投手は昨年急成長した投手で勝利の投手リレーに欠かせない中継ぎのエースの一人として、力強いストレートと大きく落ちるフォークボールなど強打者を翻弄していたのが印象的です。
宇田川優希投手は2022年にオリックスの育成枠で入団しているので、年俸も破格の240万円と言われていますのでWBC選抜メンバーの中でも最も安い年俸の選手です。
年俸で選手の実力は計れないと思いますがWBCに選ばれたのは昨年のオリックスの優勝に大きく貢献したことを栗山監督は評価したのだと思います。
宇田川優希投手がWBCに選ばれるまでの軌跡を調査したいと思います。
WBC宇田川優希がメジャー級選手をメッタ斬り?
昨夜の韓国戦で7回に登板し、持ち前の直球とフォークを武器に2つの三振を奪うなど1イニングを無失点に抑える活躍を見せた宇田川優希投手!#侍ジャパン#宇田川優希#worldbaseballclassic #WBC#Bs2023 #プロ野球 #NPB #ORIX pic.twitter.com/IjBwW7cwku
— オリックス・バファローズ (@Orix_Buffaloes) March 11, 2023
宇田川優希投手はWBCの2回戦目韓国戦で登板して、韓国のメジャー選手たちを見事に三者凡退を奪う見事にメッタ斬りをやってのけました!
7回から宇田川が3番手で登板。先頭のチェ・ジョンを135キロのフォークで見逃し三振、カージナルスのエドマンは151キロ直球で三邪飛、パドレスのキム・ハソンは139キロのフォークで空振り三振と3者凡退で切り抜けた。
スポニチ
宇田川優希投手は試合後に自身のピッチングについてこのように語っています。
【いつかああいう選手になりたい】 七回に好救援をみせた宇田川優希投手。 試合後は「ダルビッシュさんの先発の試合で投げられて、そこでデビューというのはうれしい。人間性のところもだいぶ レベルの違いも感じましたし、お手本っていうか…いつかああいう選手になりたい」
スポニチ
宇田川優希投手は性格的におとなしくWBCメンバーと合流直後はチームになかなか溶け込めなかったようですが、ダルビッシュ投手が積極的にピッチングの指導などしてくれたことで自信がついたのでしょう。
なおさらダルビッシュ投手の後続として投げる機会を与えられたことは、宇田川優希投手にとっても意味のある登板だったと思いますし、恩返しをしたいという打たれまいという気合で投げきったのだと思います。
WBC宇田川優希が育成枠から見事な急成長?
宇田川優希は埼玉の星!
— ゆうき (@baseballzukida) January 14, 2023
半年前まで育成選手だったのが今では日本代表。
まさにシンデレラボーイ。
八潮南から日本代表は凄すぎる! https://t.co/LQucrPS1c3
残り試合 間違いなく バファローズ
— ありがとう野球 (@LifeShuichi) September 14, 2022
リーグ優勝へのキーマンは この2人 ⚡️
宇田川優希投手 背番号 96 仙台大
山崎颯一郎投手 背番号 63 敦賀気比高
残り試合 フル回転でいいんじゃない👍✨ pic.twitter.com/QK9xbaiG9w
宇田川優希
— 猛牛らいらっく (@BsLilac) January 14, 2023
2022年7月
育成から支配下に昇格、8月3日に初登板
9月
プロ初勝利
10月
・優勝がかかった試合で見事な火消し、リーグ優勝に貢献する
・日本シリーズで大活躍、一躍注目の的となる
12月
年俸608%⤴️で契約更改
2023年1月
WBC日本代表に選出←New!!
宇田川優希という男、夢がありすぎる。
宇田川優希投手はWBCに選ばれた理由としては、2022年のリーグ優勝、日本シリーズ優勝の立役者としての活躍が目まぐるしかったことが大きかったと思います。
宇田川優希投手は確実に優勝の立役者ですが、2020年オリックスの育成枠選手として育成ドラフト3位で指名され、契約金300万円、年俸240万円というプロ野球選手としては到底低い内容だったのです。
2021年宇田川優希投手は二軍での登板が1回にとどまり、投球フォームの改造などが主な活動内容でした。
2022年にはフレッシュオールスターの出場に恵まれて、制球面の課題を克服したことと肉体改造により150キロ台のストレートを投げれるようになったことで、支配下登録枠に名を連ねるようになったそうです。
宇田川優希投手は一軍での登板は当初は点差がある時が多かったですが、結果を残していたことで徐々に登板回数も増え抑えの一角として名を連ねるようになるまで首脳陣からの信頼を勝ち得たんですね。
まさに優勝への立役者となるまで1年もかからず成長した宇田川優希投手は、表彰はありませんでしたが影のMVPと球界では言われているそうですよ。
WBC宇田川優希のプロ入団実現は恩師の言葉?
#宇田川優希 投手 仙台大
— R.B (@RB_yakyuu) November 27, 2019
184cm95kg 右投右打
母がフィリピン人のハーフ。高校は埼玉県立八潮南高校で、スカウトに注目されるも、チームは県大会3回戦が最高。大学2年で最速が150km/hを超え、3年の春リーグは防御率0.64と安定したピッチングを見せ、成長を見せた。
画像提供 @lions_addiction pic.twitter.com/AY3SktRQ3Z
宇田川優希投手は生まれ育った埼玉県越谷市の公立八潮南高校に進学しています。
宇田川優希投手は中学時代は投手ではなくキャッチャーをやっていたそうです。
宇田川優希投手は地元の八潮南高校に進学しますがチーム内では平凡な選手としてあまり目立った印象はないと当時の監督も仰っています。
中学時代は主に捕手。投手もやったことはあったが、制球に自信がなかった。八潮南高の斎藤繁監督(当時)にも平凡な選手と認識されていた。
朝日新聞
宇田川優希投手は高校生としては球威はあったものの、制球に苦しみ投手としての起用は難しかったのでしょうね。
宇田川優希投手本人は高校生当時は大学で野球をやるという考えはなかったようですが、監督からの後押しもあり八潮南高校を卒業してからは仙台大学に進学して野球を続けることになります。
大学時代では途中伸び悩みもありプロは厳しいかなというようにも思われていたそうです。
しかし育成枠でありながらもプロ野球の世界に入れたことは、高校時代からの恩師である斎藤監督が常々生徒たちに教えを説いていた言葉によって後押しされたのでしょう。
夢と希望を失わないで挑戦し続けろ、チャレンジャーであれということは言い続けてましたが、まさか、自分の教え子の中からプロ入りする選手が生まれるとは、思ってもいませんでした。まして、日本代表メンバーですよ。そんな教え子の活躍を見ることができる自分は、本当に幸せですよ」
高校野球ドットコム
宇田川優希投手は恩師からの言葉を胸にきざみここまで這い上がってきたのでしょうね。
まとめ
東京ドームからステキな写真が送られてきました。
— 千葉ロッテマリーンズ 広報室 (@chibalotte_pr) March 11, 2023
先発した #佐々木朗希 投手、2番手 #宇田川優希 投手、そして #宮城大弥 投手です。皆さんナイスピッチングです!!!#chibalotte #広報 #Bs2023 #侍ジャパン #worldbaseballclassic pic.twitter.com/JYbVVhXMzu
宇田川優希投手がWBCで韓国戦で登板してメジャー級の選手を3人で抑えるという大活躍をしています。
育成枠でプロ入りしてから1年という短期間で世界を相手に堂々と戦っている姿は、日本国民にとっても励みになる大活躍ではないでしょうか。
宇田川優希投手はいくら相手のレベルが高かろうと、恩師の言葉である「夢と希望を失わず挑戦し続けろ、チャレンジャーであれ!」という気持ちで常に戦ってきたのだと思います。
宇田川優希投手がWBCの登板で活躍してくれることを願い、今後もますます日本のプロ野球界を盛り上げてくれることを期待しています!
何年後かには宇田川優希投手もメジャーに移籍ということも夢ではないかもしれないですね。
コメント