山奥や海、廃墟など、人の手の入ることのない場所に隠された「財宝」を探し出すトレジャーハンティング。
カリブ海やフロリダでは、海中に沈んだ難破船や海賊船の財宝を探すためにダイニングすることが昔から盛んに行われているんですよ。
実は海外のみならず、日本にも多くの財宝が眠っているとされています。
お宝が見つかれば一獲千金のチャンス!トレジャーハンティングの魅力や、日本で見つかる可能性のある財宝について紹介していきますね。
トレジャーハンティングの魅力とは?
トレジャーハンティングの魅力といえば、やはり一獲千金を狙えるというところですよね。
アメリカやイギリスではトレジャーハンティングのみで生計を立てるプロのトレジャーハンターも存在するほどです。
また、日本では工事現場から昔の小判が大量に見つかったという話もあります。
街中や家の中で価値のある品を探す人をトレジャーハンターと呼ぶこともありますね。
このように身近なところで隠れたお宝を見つけるワクワク感も、トレジャーハンティングの魅力の一つです。
まだ見ぬ財宝を探す非日常感、価値あるお宝に出会うロマンを感じたい人は、トレジャーハンティングに挑戦してみてはいかがでしょうか。
それではトレジャーハンティングの魅力をもう少し掘り下げて紹介していきますね。
日本で見つかった埋蔵金とは?
日本でトレジャーハンティングするとなると、探すべきは埋蔵金ですよね。
ここからは日本で実際に発見されたことのある埋蔵金を紹介していきますね。
小松ストアー埋蔵金
1956年、東京・銀座で大規模な改装工事を行っていた小松ストアーの工事現場から発見された埋蔵金です。
慶長小判・享保小判が合計208枚、一分金60枚が発見されました。
現在は東京国立博物館に寄贈され、国の埋蔵文化財として保管されています。
最上川の小判
1961年、最上川の川底から発見された埋蔵金です。
江戸時代に発行された小判23枚、二分金9枚、二朱銀358枚が見つかっていますが、まだ小判が埋もれている可能性もあるそうです。
鹿島清兵衛の埋蔵金
1963年に、東京・新川にある日清製油本社ビルの改築工事現場から見つかった埋蔵金。
天保小判1900枚、天保二朱金78000枚ほどが発見されています。
江戸時代から200年以上酒問屋を営んできた「鹿島屋」の先祖である9代目鹿島清兵衛が埋めたものだと判明しており、埋蔵金はその当時の子孫に返還されました。当時の時価で6000万円、現在だと10億円にもなるとされています。
観光ブドウ園の甲州金
1971年、山梨・勝沼町の観光ブドウ園で発見された埋蔵金です。
小判型の蛭藻金2枚と甲州金18個、中国から輸入した渡米銭5000枚ほどが見つかっています。
これらは発見されてから40年後の2011年に、山梨県立博物館が1億円で買い取りました。
明治金貨
2002年、富山県小矢部市にある豪農の屋敷跡から、小判12枚、二分金686枚、一分銀404枚、二朱金92枚、明治初期の10円金貨46枚が見つかりました。
これは発見当時の時価で3900万円もの価値になるそうです。
光明寺の小判
2002年、埼玉県長瀞町の光明寺で、小判38枚が発見されました。
これは排水管の埋設工事の際、境内の地下から瓶が見つかりその中に入っていたそうです。
小判の詳細は不明のままですが、当時の住職は「昔の住職が後継者のために埋めたのだろう」と語っています。
目指せ一攫千金?まだ眠っている埋蔵金伝説?
日本ではさまざまなお宝が見つかっていますが、実は未だ見つかっていない、今後見つかる可能性があるかもしれない、埋蔵金伝説が存在します。
一体どこに莫大な埋蔵金が存在しているのか要チェックですね。
徳川埋蔵金
日本でトレジャーハンティングするなら外せないのが徳川埋蔵金です。
隠された埋蔵金は360~400万両、現在の価値だと200兆円にもなるとされています。
場所は群馬の赤城山にあるという噂が有力ですが、旧三国街道(現・国道17号)や旧沼田街道(現・国道120号、国道401号)沿いの可能性もあるそうです。
徳川埋蔵金の在り処についてはいろいろな説があるため、それがトレジャー・ハンターの闘争心をより一層高めているのでしょうね。
幕末期に勘定奉行(収税や出納の責任者)だった小栗忠順が、「自分の領国の赤城山近辺に運んだから」という説が根拠になっています。
Yahooニュース
「軍船に積まれた御用金は船ごと海中に沈んだ」という説もあって、消えた幕府御用金の行方は今なお不明のままです。
Yahooニュース
結城家の黄金
「日本三大埋蔵金」の一つである結城家の黄金。
結城朝光が恩賞として賜った黄金は、約8キロの金の延べ棒が25000本ほど、7キロ弱のものが25000本、30キロの砂金が入った樽が108個!現代の時価だと約1兆8千億円にもなります。
茨城県結城市から栃木県下野市の間のどこかに埋まっているそうです。
武田信玄の軍用金
武田信玄の支配地域には多くの金山があり、埋蔵金伝説も多数残されています。
黒川金山や梅ヶ島金山などで産出された金がどこかに埋蔵されているという噂があり、現代の時価だと50億円ほどになる金が埋まっているのではないかと言われています。
尾張徳川家の駿府御譲金
徳川家康が1615年の「大阪・夏の陣」に勝利した際、尾張・紀伊・水戸の御三家に金銀を配分しましたが、そのうち尾張家へ譲渡した金が行方不明になっているそうです。
内訳は大判3200枚、小判21000両、銀塊約7700貫。現代の時価では150億円以上に相当します。
いずれにしてもその時代を制していた権力の大きい武将たちの痕跡には、誰も知らない莫大な埋蔵金が闇の中で眠っているんでしょうね。
まとめ
トレジャーハンティングの魅力と、日本でもまだ見つかる可能性のある埋蔵金伝説について紹介してきました。
見つかれば一獲千金の可能性もあるトレジャーハンティング。
なんともロマンのある話ですよね!
世界各地の遺跡や海の底、ジャングルなどはもちろん、日本国内の身近な場所でも財宝が発見されています。
家の近くで探してみたら、意外なお宝が見つかるかもしれませんよ!
最近では観光地などでゲーム感覚で宝探しできるスポットもありますので、興味のある人はぜひ試してみてはいかがでしょうか。
また、世界各地の価値あるお宝について詳しく知りたい方はこちらもご覧くださいね。
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